♪まずは、ベンノ・モイセイヴィッチ@TESTAMENT

モイセイヴィッチは1890年、ウクライナ生まれ。のちにイギリス国民に。
ド派手な演奏はせず、ちょっと聞くとごく普通に弾いているようだけど、
実はもんのすごい音がコントロールされまくっていて、複雑なパッセージを
ボリュームを抑えたまま突き進んでいくのは、お洒落な感じもするけど
曲によっては鳥肌立ちます。
♪このCDには、ショパンの前奏曲、シューマンの子供の情景、ウェーバーの無窮動、
プロコの悪魔的暗示などが入っているけど、聞き所はラフマニノフの
楽興の時Op.16-4。
音も多く跳躍も多いこの難曲を、音量を抑え、ペダルもかなり少なめで
ごく自然に弾ききってしまう。寒〜い風が吹いてくる感じがしますよ。
ガヴリーロフの爆裂演奏とは対照的。
♪卒論終わって時間もできたので、最近はカプースチンの演奏会用練習曲の2番「夢」を
練習しています。わりとサクサク譜読み、暗譜とできたので、近いうちにRecordingsに
上げてみたいところ。
♪CDも少しずつ増えていて、今度はフィオレンティーノのライブ録音を購入。

目当てはスクリャービンのソナタ4番(の2楽章)を聞くことだったけれど、意外にも
芯の抜けたようなヘナヘナした演奏。特に2楽章の冒頭部分はシドンの演奏を思わせる。
そういうアプローチも実は嫌いではないけれど、なんか弾き飛ばし気味になって
よくわからなくなってるとこが結構あったのが残念。
むしろ、2枚目に収録されたグノー=リストのファウストワルツや、
シュトラウス=ゴドフスキーのこうもりの方が秀逸だったりして。
それから、この人いろんなところで独自に音を加えていますが、それが結構
効果的に決まってるなぁと個人的には思いました。
それから、どうでもいいけど、使われてるピアノのピッチが高めに味付けされてる
感じで、ちょっと落ち着かない気分・・・。
♪それにしても欲しいCDがどんどん増えていく・・。このフィオレンティーノ含め、
ほかにもルディ、ヴァーシャリ、ヴェデルニコフ、ソロモン、ワイルド、クズミン、
ホフマン、バレル、etc... なんかコアなピアニストばっか(笑)