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2005年12月の日記
2005/12/30(FRI)忘年
♪今年もいつのまにやらあと2日。一昨日をもって忘年会シリーズも終わり、
年内はもうバイトもないので、おとなしく年明けを待つことに。

♪今年は忘年会の回数が去年や一昨年に比べて少なめだったので、お財布的には
ありがたいシーズンでした。でも、卒論関連で引きこもりがちだったこともあって
(いや、実際には調査とかでしょっちゅう外に出てたんですが)知人・友人との
交流は少なくなってしまったなぁ(汗)

♪卒論は今書けているのが4分の1、頭の中でだいたいできてるのが4分の1、
さて、あと後半分はどうしよう・・・

♪年末の景気づけ(?)に久しぶりにCDを買ってみた。
 "GREAT PIANISTS of the 20th century"より
  LEOPOLD GODOWSKY
  JOSEF HOFMANN
  JOHN OGDON U
の3枚と、
 ALBENIZ: IBERIA -Alica de Larrocha (DECCA)
 KHACHATURIAN, PROKOFIEV, LISZT -William Kapell (RCA)
 Martha Argerich Debut Recital (DG)
の計6枚。最後の一枚は「今ごろかよっ」というツッコミが聞こえてきそう
ですが・・・。

♪とりあえずホフマンを聞いていますが、やはり只者ではない・・。
かなり古い録音(第一次世界大戦前後!)なので、音質はラジオを通して
レコードを聴いているようなかんじですが、テクニックは安定していて
音自体もとてもよくコントールされている。この音質でも音色のよさが
伝わってきます。
ホフマンは伝説の大ピアニストと評されることも多いですが、納得。
ラフマニノフの演奏をとても端正にした感じ。現代のケバケバしい
演奏とはぜんぜん違う、戦前型大ピアニスト。
シュテルンベルク Sternbergという人の曲が一曲だけ入っていたけど、
これいい曲だなぁ。

2005/12/23(FRI)野暮な選曲
♪家族がそろって海外旅行中なため、つかの間の一人暮らし中?です。

♪誰にも気兼ねする必要がない、ということで、久しぶりに鍵盤にむかって
みました。たまには新しい曲でも・・・ということで取り出したのが、

ラヴェル:夜のガスパールより「絞首台」

♪・・・な、なんて不吉な。いやぁ、最近は卒論の締切を意識するたびに
首が絞まっていく思いが・・・ってそれは関係ないですが。
この前エマールのコンサートで久しぶりにガスパールを聞いて刺激を
受けてしまったようです。不吉な題名はさておき主題(?)がイイ!
ほんっとガスパールは3曲とも素晴らしいです。

♪いやはや、でもいくら気に入ってても、天皇はっぴーばーすでーな日、
そして明日はイブ、という日に奏でる曲じゃねーな。。。

2005/12/13(TUE)密かな野望?
♪ここんところ、立て続けにバイトが入ったり、ついに忘年会シリーズが
始まったりなどで、卒論はいよいよ切羽詰まってきました。
音楽なんぞどこへやらといったところですが、最近久しぶりに
「弾きたい曲」というのが現れてきました。
それは、

スクリャービン:ピアノソナタ第6番 作品62

♪とっさにどんな曲かわかんなかった人のほうが多いだろうな・・・。
作曲者自身が「不吉な曲」と恐れ、滅多に人前で弾かなかったという
いわくつきの曲。

♪んー、でも僕は好きですね。どのへんが?って聞かれると困るけど・・。
冒頭部といい、フワフワした主題(特に第2)といい。。
一般的にスクリャービンのソナタで人気があるのは5番までかな?
コアな人たちになると白ミサや黒ミサ、10番が好きっていう人、
さらには「8番が最も美しい」という人は結構いますけど、6番がイイ!
っていう人にはいまだ出会ったことがない。 ちなみに、僕は3、4、5、6、そして10が好きです。

♪、、にしても、この曲は譜読みが激激難しそう!
これに比べたらカプースチンなんて読みやすいことこの上なし。
恐怖の3段譜(4声?6声!?)もあります。

♪まー、手をつけるとしても数ヶ月先の話だなぁ。

2005/12/07(WED)エマールを聞く
♪昨日は、オペラシティまでピエール=ロラン・エマールのリサイタルを聞きにいってきました。
曲目は以下。

ブーレーズ: ピアノソナタ第1番
ドビュッシー: 前奏曲集第1巻より「沈める寺」「野を渡る風」「雪の上の足あと」
ラヴェル: 夜のガスパール
シューマン: 交響的練習曲

アンコール
ドビュッシー: 亜麻色の髪の乙女
モーツァルト: ピアノソナタ K.570 第3楽章
ブーレーズ: 4つのノクタシオン
ドビュッシー: パックの踊り
クルターク: 3つのゲーム(?)
ドビュッシー: 音と香りは夕暮れの大気に漂う

♪いやー、いつもはコンサート行くといろいろ注文つけたりするんですが、
今回はもう脱帽!という感じでした。特にガスパールは今まで聞いた中で
最高の演奏だったと思います。

♪去年聞いたアムラン、ベレゾフスキー、ルガンスキー、ヴォロドスのような
派手さはないですが、音色、間合い、ペダリング、、、
すべてにおいて「巧さ」を感じました。
目立ちはしないものの、単純な指の回りという意味の技巧だってハンパではない。
こうゆうのってどういう言葉で表現したらいいのかなー。
もったいぶることもなく、どんな難所でもつんのめることもなく、力技で弾き倒すことも
なく、でも退屈にもならず、とにかく安心して聞ける。お手本にしたい演奏。
フランス人の特性か、弱音での早いパッセージも異様にきれいに決まる。
目立った大きな傷は、気づいた限りではスカルボでの一箇所だけ。
シューマンはいくつか細かい傷があったし、シューマン好きからしたら
いろいろ注文はあるのかもしれませんが、自分には十分。
もっと聞いていたい、と思ったのは久しぶりだなー。
大満足のコンサートでした。

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