♪今月は本当にCDがよく増える。
♪先日、アシュケナージ指揮、ジャン・イヴ・ティボーデピアノのラフマニノフピアノ協奏曲1・3番と、チェルカスキーライブ(1975)のCDを入荷したのに加え、今日さらに、ソフロニツキーのスクリャービンや、バックハウスのベートーベンソナタなど5枚がやってきました。もう今月だけで20枚近く増えてもーた。うれしいけど。
♪改めて自分の部屋にあるCDを眺めてみると、なんと偏っていることか。CDをよく買うようになったのは3年ほど前だけど、その当時からシャブリエだとかプーランクだとか、メジャー路線を少し外れたものを買っていたし、その後もレスピーギとかカプースチンとかマイナーなものがちょこちょこ増えています。ほかにもバラキレフのワルツとかセヴラックとかシマノフスキとか。
♪それに対して、いわゆる王道系CDのなんと少ないこと。バックハウスは今日初めて手にするし(笑)、バッハ、ハイドン、モーツァルトなどに至ってはCDそのものが2・3枚しかないです(苦笑) 。好きな作曲家でもいわゆる「必聴盤」を持っていなかったりするし・・・。
♪このままだと耳が偏ったまま育ってしまいそう。。。たまには「正統派」を聴いてバランスをとることも大切かもしれませんね。
♪今回の発作は、ラヴェルの「夜のガスパール」の第1曲、水の精(オンディーヌ)。ラヴェル独特の和音が細かく散りばめられてて、音の重なりがとってもきれい。とりあえず家にある録音を片っ端からかけてみた。
♪アルゲリッチ、ベレゾフスキー、ガヴリーロフ、アシュケナージ、コラール、ギーゼキング、フランソワ、アース、小山。結構あるなぁ。
♪良かったのは意外にもモニク・アース盤。ドラマチックな演奏ではないけど、端正。テンポもリズムもデュナーミクも無理がなくて、音の美しさを堪能するなら良いかも。ギーゼキングもあっさり系で聴きやすい。アルゲリッチはドラマチックで、ハッとさせられるところの多い演奏。天性のひらめきで弾いてる感じ。コラールは好きなピアニストなんだけど、この曲に関しては遅すぎ。速すぎるベレゾフスキーと比べて2分近く差があるぞ!
♪なんとも適当な評価だ・・・。実際この曲は演奏者の個性が割りと出にくいと思います。どの演奏も割りと聴ける。そういえばラヴェルは自分の作品が過剰に解釈されることを求めない人でもありました。
♪ようやく念願の録再MDプレーヤーを購入!これでようやく録音活動(笑)に入れる〜。♪自分の演奏を録音に残して、それを公開するホームページを作ろうと最初に考えたのは、もう2年以上も前のこと。人生の中で今よりピアノがうまく弾けるときはもうやってこないんだろうなぁ、と考えたとき、どうしても今の自分の記録(録音だけでなく、音楽や身の回りのことについて考えたことも)を残しておきたくなりました。たとえいつかピアノとまったく関わりのない生活を送るようになったとしても、ピアノと音楽が好きだった自分を忘れないため。今の自分を後になって否定することがないように。なにしろ、時間がたった後になってから過去の自分を否定することほど愚かなことはないから。
♪そんなわけでこのサイトの本来のメインコンテンツはRecordingsとColumnのはずなのです。あんまり更新できてないけど(苦笑)。
♪まぁ、自己満足の域を出るものではないかも。ただ願わくば、このサイトがピアノ好きな人たちに少しでも刺激を与えられればいいんだけれど。ちょうど僕が大学のサークルに入っていろんな刺激(新しい曲に出会ったり、いろんな人の演奏を聴いたり、etc.)を受けたようにね。
♪先輩が言っていたけれど、やっぱりこのピアニスト、イカですよ。軟体動物ですよ。←ひどい言いようだけど、そうでも考えないとどうやって弾いてるのか理解できないような演奏をする人ですもん。どうやったらこの曲をこの音量とスピードでこんな風に弾けるの???っていうところがありました。特に最後のカツァリス編トッカータとフーガニ短調。複雑怪奇なパッセージ、オクターブ連打、和音連打、跳躍、、、正直鳥肌立ちました。まじ行って良かった。くわしくはそのうちColumnのほうに書きたいです。
♪以前もちょっと紹介したシャミナードは、CDをずっと探していたので、見つけた瞬間「よっしゃ!」。小品中心のCDで、思ったとおり印象には残りにくいが聴きやすい曲が多い。軽い感じの曲が多いのはやっぱりフランスものの証拠かな。いかにもサロン用小品って感じの曲が多いです。アラベスクOp.61などが気に入ったけど、全体的に以前聴いたようなきれいな音を持った曲はなかったのが残念。
♪実は今日アレンスキーのピアノソロ曲のCDを発見して衝動的に買ったんですが、ラフマニノフやスクリャービンのように印象の強い曲はないものの、なかなか親しみやすい曲(悪く言えば中身の薄い曲)が多いです。そのうちアレンスキーを紹介する文でも書けたらいいな。
♪それにしても・・・全音から「アレンスキー:ピアノ作品集」ってのが出てるんですよねぇ。レスピーギのピアノ作品集も出してるし、ときどきこの会社のやることはよくわかりません(笑)
♪ペライアといえば、ちょうど僕がはまっているピアニストのうちの一人。なんてったって音がきれい!!音色の神様って感じ。ホロヴィッツやカツァリスも音色の操り方がメチャクチャうまいですが、ああいう芸人っぽい音色テクではなく、正統派(?)。とにかくピアノという楽器からあれ以上きれいな音を出せるピアニストを僕は知りません。ソニーから出てる、"MURRAY PERAHIA plays FRANCK & LISZT"の中に入ってる「泉のほとりで」が超お気に入り。美しい、美しい、美しい。ぜひとも生で聞いてみたいと思ってたのに、残念です・・・。
♪ちなみに原因は手の炎症だとか。僕もここ数年手の炎症に悩まされていますが、ピアノが弾けなくなるほどの炎症とは・・・ちょっと心配。
♪ぶっちゃけ、かなり度肝を抜かれた。うまい、うますぎる。3番を生で聞くのは、ランラン、アムラン、ギンディンに続きこれが4回目なんだけど、今までで一番の名演でした。詳しくはColumnのほうに。
♪ちなみにこのコンサート、時間がなくてコンチェルトのみ聴いたんだけど、学生席1000円であっさり入れた。ラッキー。やはり、当日学生券は狙い目。(いい席で聞きたいなら話は別だけど)
♪クープランの墓よりフォルラーヌ、ショパンバラード3番、フォーレのワルツカプリス1番、バラード第4番、喜びの島も中間部以降、それからラ・カンパネラ、ショパンポロネーズ5番・・・6/8拍子の曲を3拍子系と呼べるのかどうかは知りませんが、少なくとも僕の頭の中では3拍子(笑)。今度弾くスクリャービンの幻想曲も3/4なので3拍子系です。
♪3月にある演奏会で弾きたいと思ってる曲も3拍子だし・・・。3拍子ってほかの拍子に比べてノリやすいかなとは感じるですが、どうやら僕はそういうテンポ感のある曲が好きみたい・・・。
♪久しぶりにCDを入荷。カツァリスのショパン・ピアノソナタNo.1〜3、高橋多佳子のロシアピアノ名曲集、それからホロヴィッツのいろいろ入ってるやつ。
♪ショパン・ピアノソナタは、1番も弾くところがカツァリスらしい。第1番は初めて聞いたけど、第4楽章の冒頭、高音部の進みかたなんか若いときのショパンといわれればそんな感じかなぁという程度。第2楽章は個人的に好み(というかメヌエットに弱い)だけど、全体的に印象が薄い曲かも。というか、4楽章なんか3度や6度の重音進行が多くてかなり弾きにくそうだけど、カツァリスはいったいどういう弾き方をしているんだか・・・。コーダのとこは弾けすぎていて気持ち悪い(笑)。
♪高橋多佳子はスクリャービンの幻想曲が入っていたので聞いてみた。テンポがよくゆれる。自分としてはちょっと苦手な演奏。特に女性のピアノ弾きに多いと思うんだけど、幻想即興曲とかを颯爽と速めのテンポで揺らしながら弾くタイプの人がいます。高橋多佳子ははじめて聞いたけど、同じにおいがする・・・。特に、スクリャービンにありがちな重厚和音連打のところでどうしてそんなに突然テンポが上がるかなぁ。ソナタ4・5番の最後とかでもたまに見受けられますが、そういう突然のテンポアップは好きではないです。土台の拍子はしっかりしてて、その上に朗々と歌う歌が乗っかったほうが演歌っぽくて好きなんだけど(笑)。ただ、盛り上がる中間部のところとかで、声部の歌いわけがはっきり聞こえて、いいなと思った。
♪ホロヴィッツ。若いときの録音はやっぱりすばらしい。シューマンのトッカータとかかなりうまいです。ところで、1曲だけヘンな録音が。ラフマニノフの前奏曲Op.23-5。異常なまでにテンポが速い上に、ミスタッチの嵐。というか、譜読み間違いの嵐。中間部に入る手前とか、超テキトーじゃん!曲が進むにつれて荒れていき、最後の5小節は何を弾いてるのかぜんぜんわかんない(笑)。なんだか、「譜読みから10日で録音までムリヤリもっていった」とかいうオチがありそう。。。(笑)
♪終了後みんなで飲み会。ウチの事務所だけの飲み会じゃなかったから落ち着いてた。よかった。。。(苦笑) しかし今月は飲みの予約が多くて、肝臓以上に財布が心配・・・。
♪塾のバイトで、夏休みに入っていた校舎に今月から再び入ることに(9月は別の校舎にいた)。久しぶりの駅前、久しぶりの校舎と狭い職員室、そして久しぶりの子供たち。
♪2ヶ月前、散々こっちの手を焼かせた悪ガキどもは、うれしいことにこっちの顔を覚えていてくれました。手のかかった子供ほど愛着がわいてるから不思議。
♪ところが、クラスの様子が違う。夏休みのころと明らかに変わってる。クラス替えで半分くらいの子が入れ替わっているせいもあるけど、教室全体が静か。みんないつの間にそんないい子になっちゃったの?
♪あとで聞いた話によると、どうやら夏休み後の1ヶ月間を担当していた先生が、そうとうこっぴどくシメたらしいです(笑)。その厳しさといったら、ここには書けません(笑)。なにしろ、意図的に生徒が泣くまで説教しておきながら、キメぜりふが「泣いたって無駄だ」っていうんですから(笑)。
♪しかしながら、そこまで叱れるというのは、それくらいよく生徒のことを見ているってことです。ちゃんと観察しているから、的確に叱れるし、叱るポイントもちゃんとわかる。
♪なにしろ「叱る」という行為には大きな責任が伴います。叱ってみたら実は濡れ衣だった、というようでは信用失墜はなはだしい。でも、ちゃんと叱れる人は上からも下からも信頼される。まぁ、こんなことはどこの講師マニュアルにも書いてあるわけですが、やっぱり実際に体感するまでは実感わきませんよね。
♪授業前、トイレで知ってる生徒の一人にばったり遭遇。かつて僕がさんざん叱った子の中の一人。この子もだいぶしおらしくなっていたのでかなりびっくり。話を聞くと、成績が悪くてクラスが下がり、僕の担当クラスではなくなっていたということだったので、「さっさと成績上げて、また先生の授業受けにきな」と言うと、驚くほど素直に「うん」と答えてくれました。へっへっへ、かーいいやつめ(笑)