♪先週、塾バイトにて授業中、遅刻して入ってきた生徒がいました。僕は何気なく「あ、K君、こんにちは。K君の席は・・・ここだね。早く座って準備して。」といって、授業を続けました。K君はおとなしくてあまりしゃべらない子で、そのときもなんだか困ったような顔をして席に着きました。
♪ところが授業後、その日実施した小テストの採点でK君の答案を見ているとき、ふと名前欄に目が行ったんです。そこにはK君のフルネームが。あれ・・・・この下の名前・・・女の子の名前じゃね??
♪あわてて名簿を確認すると・・・「K.(苗字)S.(名前) 性別・女」・・・
♪なんと・・・その子は女の子でした。中性的な顔立ちをしていて、髪の毛も耳まで、スカートでなくパンツだったのでわからなかった・・・。なんてこったい!!Kくん・・・いや、Kさんのあのときの困った顔はこれだったのか!
♪そして今日、再びKさんのクラスの授業。一人ずつ名前を呼んで前回の小テストを返す。Kさんのところまで来たとき、おもわず彼女と目が合う。Kさんはなんだかとっても不安そうな顔をしてこっちを見ています。ひいいぃぃ。
♪僕は改めて答案の名前を確認して「Kさん」と呼んで答案を返しました。その瞬間、彼女の顔はほっと安心したような顔に変わり、へへっと笑いました。
♪目が合ってからここまでほんの2・3秒。でもこの間の表情をみて、やっぱり男の子とはちょっと違うなと思わされたのです。
♪相手は10歳そこそことはいえ、悪いことをしてしまった。ってか、授業3回目にしてようやく気づくって遅すぎ。ごめんね〜、Kさん。
♪あぁ、いけねぇ、この1ヶ月ずっと車の教習に通えてない・・・。と思いつつも久々の睡眠と鍵盤の誘惑には勝てず(笑)
♪それにしてもスクリャービンの幻想曲、音が多すぎ・・・。スクリャービンの場合、トッカータ的な音の多さとは違って、たくさんの声部を同時に歌おうとする結果の音の多さなので、いくら音が多くても一つ一つの音をおろそかにできないのがキツイ・・・。適当に弾くと、まじつまんない曲になってしまいます。
♪さて、あと3ヶ月弱で本当に仕上がるのでしょうか・・・。練習しなきゃいけない曲はほかにもたくさんあるのになぁ。。。
♪ヒマができるとついついピアノに手が向く。なにしろ4日の演奏会1日目が終わってからまたしても音楽のない生活だったからなぁ。そうそう、12月の演奏会に向けて練習しなきゃ。曲は結局スクリャービンの幻想曲に決めました。中間部とラストが大好き。
♪しかしながら、こうやってヒマになってみて改めて思うのは、この2ヶ月間の多忙生活、そんなに悪くなかったなってこと。先月終わりのほうの日記ではだいぶグチをたれましたが、それでもこの多忙生活の中身自体は決してつまらないものではなかった。
♪インターンでは楽しく勉強させてもらったし、バイトでは子供めっちゃかわいいし、サークルでは気の合う仲間と好きな音楽の仕事をしてたし。今年の初めまでは、あまりにも多忙で睡眠の取れない仕事には抵抗があったのだけど、意外とそういう状態にも嫌気がささないことがわかったし。。。まぁ今は、自分の進路について考えをめぐらす時間が取れないのはストレスですが。
♪議員インターンのように、それまでまったく興味のなかった仕事でも、実際首を突っ込んでみると意外と面白く仕事をすることができる事にも気づいた。どんな環境でもある程度適応し、いつの間にか仕事をしてる自分がいることも(改めて)わかった。
♪でもそうすると、逆にどんな仕事が自分に一番ぴったりなのかわからなくなってくる。どんな仕事でもなんとなく適応しちゃう。じゃあ、どんな職業についたっていいの?これから自立するというときに、何を軸に自分の生きる道を決めればいいのかな?なんとなく適応して、なんとなく、それなりに生きるのは、やっぱり嫌だ。
♪2年前、サークルの幹部決めで、演奏会担当幹事になることを迷わず決意した。自分にはこの仕事しかない。自分にぴったりだ。・・・あのときみたいな確信をもう一度もてたらいいのにな。
♪「アンパンマン」のオープニングテーマの冒頭を思い出す。
「なにが君の幸せ なにを見て喜ぶ わからないまま終わる そんなのはイヤだ」
ちなみにこの歌詞、作詞者やなせたかしが自らの辛い人生経験にもとづいて書いた、いろんなメッセージがこめられた歌詞なんだそうです。
♪今日はインターンで一日中議員会館にて勤務。その最中、何気なく机に置かれていた冊子を見ると・・・、なにこれ、パスポートじゃん。は??緑色のパスポート?
♪「それ、代議士の公用旅券よ」といわれてよく見ると、なるほど「日本国公用旅券 OFFCIAL PASSPORT」と書いてある。議員のほか、大学教授や自衛隊員も使うとか。中を見てみると、恐るべき数のビザ、ビザ、ビザ・・・。そういえば今月だけでも代議士は4カ国ほどに飛んでおられる。想像を絶する激務。
♪世界を飛び回る仕事。どちらかというと自分は出不精系の人間だから、そういう仕事に就いてまったく違う世界と生活を経験したほうが、成長につながるかもしれないな。。。
♪普通は取得まで3週間ぐらいかかるらしいのだが、秘書さんいわく「会館で申請したらあっという間に作ってくれたよー」だって。さすが国家権力。
♪そういえば、世界を飛び回る売れっ子ピアニストのパスポートとかはどうなってんのかな。。。
♪このコンサート、思ったよりは客が入っていなかったのですが、サークルのメンバーをはじめ各方面から知り合いが結構来ていたらしく、後日「あなたも来てたの?実は自分も」という会話が何度か繰り返されました。うーむ、6月にも似たようなことがあったけど、狭い世界だ・・・。
♪ネット上でもいろんなところで批評されているので、今更ながら恥ずかしいですが、自分なりに思ったことをColumnのページへ。
♪公民館に人を集め、代議士が自身のプロフィール、政策、時事ネタ等について語った後、住民側の意見・質問を聞くというもの。正味1時間半。
♪集まってくるのは地域のいわゆる高齢者ばかり10人ほど。代議士のお話は街頭演説でも聞ける内容だし、おじいちゃんたちの意見は井戸端会議に近い。「○○公園の浮浪者をどうにかしてほしい」とか、「イラク自衛隊は即刻撤退すべき。アメリカにガツンといえないのはまだまだ日本の国民性がうんたらかんたら」といった具合。
♪それにしてもあれくらいの歳の人はどうして政治にあんなに関心があるのか。社会の第一線を退いて時間が余ってるから?それなら第一線に出る前で時間が余ってる学生はどうしてあそこまで熱心にならないのかな?。。。
♪いや、お年を召した方みんなが熱心というわけではない。だいたい経済的にも余裕のありそうな人ばかりである。自営業などで日々に追われている人は、政治についてそれほど口にしない。それはこのインターン期間いろんなお宅を見ていても感じた。やはりお金と時間があって、ほかに関心ごとがないからか。はたまた、第一線を退くと、政治が自分の生活に及ぼす影響がひしひしと感じられるようになるのか。それとも両方?
♪学生にはほかに関心を奪うもの(エンターテイメント含む)が多すぎて政治に関心が向きにくいのかな、という気もします。
♪ただひとつ思うのは、少なくとも地方行政レベルで、彼らの熱心さを活用しない手はないということ。おじさんたちの話は確かに論理的でなかったり感情的だったりして、そのまんま実行は無理だろー、ということも多いのだが、何しろ熱意はすごい。「どうにかして自分たちの町をよくしよう」という気持ちであふれている。
♪頭がよくて能力もあるけど理屈屋の若者と、とにかく何かできることをやろうという年配の人、町の発展にどちらがより貢献してくれそうかといったら・・・
♪そんなことを考えながら自分を振り返ってみたりします。
♪衝動的に入館してしまったけど、展示内容もすっごくよかった。入ってすぐの《ドービニーの庭》の絵にまつわる謎とかもよく解説されていて、この絵だけで10分ぐらい眺めてたかも・・。なによりミレーの絵がいい!!
♪ゴッホはゴッホで温かみのある感じでいいなぁとは思うけれど、僕はそれよりもミレーの絵が気に入ってしまった。適当に筆を置いているようで、でもすごく細かく描写されていて、それなのに写真っぽくはない。すごく質感があって、「空気」が感じられる。。。今にも風がふいて土や草のにおいを運んできそう、木の葉のさざめきが聞こえてきそう・・・。絵を見てこんなにいろいろ考えたのは初めてかも。
♪あとちょっと思ったのは、ミレーの絵は、「風の谷のナウシカ」の原作に見られるような宮崎駿のタッチに似ているなってこと。宮崎氏はミレーに影響を受けていたりするのかな・・・。
♪なかなか感動してしまったので、絵の写真が入った絵葉書をいくつか買って帰ったんだけど、後で見るとなんか物足りない。風のにおいも木の葉の音もどこへやら。やっぱ本物を見ないとだめなんだなぁと思いました。そうそう、音楽もやっぱり生演奏が一番。
♪昨日の夜、演奏会が終わり、打ち上げも終わり、泡盛のせいでかなりフラフラになりながら駅から家まで歩いている途中、なんかありえないくらいの超千鳥足で歩くおじいさんを発見。酔っ払いの自分から見ても「大丈夫か???」と思うくらい、今にも倒れんばかりの足取り。
♪そのとき僕は別件で立ち寄る場所があったので、一旦はそのじいちゃんを見送りました。しかし用件を終えてまた家への道を歩いていると、、、前方で人が倒れていて、誰かが看病している。
♪近づいてみると、倒れていたのはさっきの千鳥足氏。看病してるのは通りがかりの人らしい。さすがに気になって声をかける。以下、看病氏との会話。
「あのー、、、このおじいさん大丈夫ですか?」
「この人だいぶ飲んでるらしくて、転んじゃって頭を柱に打っちゃったみたいなんですよ」
「・・・あらら、そうなんですかぁ。(なんだよ、世話の焼けるジイさんだな・・・)」
自分も酔っ払いであることを忘れ、半ばキレ気味の自分(笑)
♪ためしにおじいさんのほうに声をかけてみるも、「なんだよ、うるせぇな、誰だオメェ、ふざけんな」。そりゃこっちのセリフだっての。あちゃあ、本当に相当飲んでるわ。
♪なんだかめんどくさいけど、この人起き上がれそうもないし、雨も降ってるし、放っとくわけにもいかない。どうしようかなぁ・・・と考えながら、なにげなくじいさんの頭を支えていた自分の手を見ると・・・!!そこには血がべっとり!!しかも深夜の暗闇の中でもわかるくらい。よく見ると地面に赤黒い染みが!!しかも少しずつ広がってる!
♪どうやら転んだときに頭を切った模様。泡盛の酔いも一気に醒め、すぐに119番。「救急ですか?消防ですか?」のセリフをこのとき初めて生で聞きました。
♪場所、状況、連絡先を説明し、さらに別の通りすがりさんが交番まで警察官を呼びにいってくれたので、とりあえず一安心。
♪ところが・・・おまわりさんはすぐに来てくれたものの、なぜか救急車が来ない。10分、15分・・・とたってもサイレンの音すら聞こえてこない。いくら住宅街ど真ん中でわかりづらいところとはいえ遅すぎる。「来る途中で道路工事やってたから、車が入れないのかな。」とおまわりさん。おいおい・・・。
♪結局20分たってもやってこず、警察官に「後はやっておくからお帰りになって結構ですよ」といわれその場を去りました。しかし帰る途中もサイレンが近づく気配はなし。あのじいさん大丈夫だったかなぁ。ってか、救急車が来るのにこんなに時間かかるなんて!自分になんかあったとき心配・・・。
♪この演奏会では運営も担当しているので昼からホール入り。しかしながらこの日はいろいろと運営的にうまくいってないところが多くて結構てんてこ舞い状態。なんとこの日は録音機材の手配を忘れてた!!あわてて方々に電話をかけるもそんな急に手配できるはずもなく。結局別のメディアをホール側から借りて対処。
♪とかなんとかやっているうちに、あっという間に開演時間。しかも自分の出番はわりと最初のほう。あっ、いけね!着替えなきゃ!本当にてんてこ舞い・・・。
♪「演奏会があるときには前々日からいろいろ整えるものが多くて大変なのよ〜」というくらいに念入りの準備をして演奏に臨む人だっているのに、こんなテンパッてちゃ弾ける状態じゃないなぁと思いつつ舞台へ。
♪以前も書いたけど、本当に舞台で緊張しなくなった。でもそれって裏返せば緊張感がないってことなんだよね。精神統一したりとか演奏のイメージを立てたりとか、そういうことをしないまま何にも考えず舞台に出て弾きだしてしまう。そんなんで練習どおりに弾けるわけないっての。
♪案の定、出だしの3連譜から音がつぶれてしまい、いやな予感。。。やばい、手がかたい・・・。音の粒がそろわない、レガートに弾けない。
♪いやいや落ち着け。あわてるとテンポが上がって泥沼だ。中間部のゆっくりなところを使って気持ちを落ち着ける。鍵盤の軽さ、弱音ペダルの効き具合とかが頭に入ってくる。よしよし。
♪しかし、そんな集中も後半の難所(昨日の日記参照)にさしかかった瞬間ふき飛ぶ。やべぇ、指が回らん・・・いいや!先にどんどん進んじゃえ!・・・・・・・ドボン・・泥沼へ。。。
♪こうして演奏は終わってしまいました。いやぁ、実際かなり情けない演奏でした。まず打鍵からしてヘタレだったなぁ。修行しなおさなきゃ。
♪時間は自分で作るもの。今日この日だけは絶対に何も予定を入れるまいと以前から決めていた。だって明日は演奏会本番。いっくら半強制出演(笑)状態とはいえ、演奏中にとまっちゃうような失態はイヤ。そんなわけで、今日はV.R.のポルカに絞って一日練習日。
♪でも7月後半以降練習は週0〜2日、一回1時間ぐらいだから、急に練習してもうまくなるはずはなく。指が動かない・・・(泣)。動かないだけでなく、筋力もほんっと落ちちゃって、音に重みがぜんぜん感じられない。上っ面をなでてるような音。
♪音に重みがないと、自分では結構弾けてるように感じていても、あとで録音を聞いてみるとかなりショボく聞こえてしまうんだよね。のっぺらぼうな演奏になっちゃう。しかも以前書いたようにこの曲は楽譜どおり弾いてもてんで面白くない。極端なくらいの強弱の差。くどいくらいの歌いまわし。遊び心。ホロヴィッツの演奏を参考にいろいろ試してみるも、なっかなか納得いかない・・・。「聞かせる演奏」の大変さを痛感する今日この頃。
♪ただ最近「脱力」の感覚がようやくわかるようになってきた気がする。肩、肘はもちろん手首から先を特に意識して脱力する感覚。速いパッセージや強音を弾くときも手と指を緊張させない感覚。これを気をつけていると、ウォームアップなしでも意外と弾ける。
♪まぁ明日の演奏は玉砕だろうけど(泣笑)
♪バイト先の塾は9月から通常授業に戻る。僕は夏期講習から入りだしたので、今日が通常授業初体験。通常授業では夏季と違ってミニテストを毎回実施するなど、若干仕事が増える。というかかなり増える。相当忙しい。
♪しかも授業は、騒ぐ子供たちをなだめながら怒涛のごとく過ぎ去っていく。忙しいからあわてる。あわてるから必ず何かしら見落としが出てくる。ようやく授業が終わり、嵐のごとく家に向かって駆け出す子供たちを見送り、やれやれ・・・と思った瞬間、違和感が。。。やべぇ!生徒のノートを預かっておきながらいくつか返し忘れた!
♪残されたのは4冊のノート。しかたなく4件のおうちにお電話。「次回来たときに改めて返すということでよろしいでしょうか・・・」。幸いどこのお母さんも快くOKしてくれた。
♪しかしながら、今配属されてる校舎の地域はお金持ちが多く、教育ママも多い。容赦なくクレームが飛んでくることもある。上司からは「もし『家までもってこい』って言われたらキミは届けなきゃならないんだからな」とチクリ。はい、、、すみません。。。
♪ほかにも手落ちはいくつかあり、いきなり残業パレード。。。ちっくしょ。でもまぁ、失敗したほうが仕事覚えるのも早いし、むしろ一日でいろいろ学べてよかったよかった。
♪それよりへこんだのは生徒の痛恨の一言。指輪をしてない僕を見て、「せんせぇ、離婚したの?」・・・先生はそんなトシに見えるかい・・・(涙)最近の子の発想がわからん・・。
♪久しぶりに新宿で買い物をしていたら、店内のBGMから聞きなれた旋律が流れてきた。よく聞いてみるとこれ、サティの「ジムノペディ第1番」じゃん。誰が歌ってるのかもようわからん洋楽だったから聞き流してたけど、さりげなく背景でこの有名なけだるいメロディーが流れていたんで、すぐに反応(笑)
♪クラシックの有名曲をアレンジしたインストゥルメンタルはCMとかTV番組とかのBGMで今までも散々使われてきただろうけど、最近は歌の中にもさりげなく(あるいは堂々と)登場するようになったなぁと感じるのです。
♪典型的なのは、コード進行をよく聞いてみたらパッヘルベルの「カノン」そのものだったという例。あとホルストの「木星」も最近やたらと耳にしますね。ほかにもショパンの「別れの曲」に歌詞をつけて歌っていたり。
♪どの曲にも共通するのは、ゆったり、まったりしてて、かつ素朴で親しみやすいメロディーを持っていること(まぁそりゃスクリャービンのソナタで歌えといってもそれは無理な話ですわな。)。そういうメロディーが多用される背景には、相変わらず根強い「癒し」志向があるんでしょうね。
♪そうやって癒しが求められ、ゆったりまったりした曲が求められるときに、クラシックの曲が掘り起こされるというのは、うれしくもあり、悲しくもあり。クラシックの作曲家が心血を注いで作ったメロディーには、時代が変わっても風化しないような魅力があるんだなぁという思い。逆に、メロディアスな曲から離れた曲は、いつの時代も一部の人にしか受け入れられないんだろうなぁ、という思い。
♪まぁそれはしょうがないことです。だってやっぱり音楽の基本は歌、旋律ですから。僕の頭の中では最近スクリャービンのソナタ5番6番がぐるぐる回っていますが(笑)、それを周りに広めるのは無理なこと。だからこそそういう「一部の人」が集まる酔狂なサークルを自分は大切にしないとなぁと思う今日この頃。
♪あれ、入り口と出口でぜんぜん方向の違う文章になっちゃった(笑)