♪その中に、アウストボのスクリャービンソナタ全集があるのですが、これが結構よいのです。
♪アウストボはノルウェー生まれのピアニストで、グリーグの叙情小曲集やサティなどに
定評ある録音を残しているようです。確かに「豪腕」という感じではなく、4番や5番などの
クライマックスを聞いていると物足りない印象。
色彩感のある和音を出すのが得意な人のようなので、経過音が極めて少なくモノクロームな
曲想の6番もなんかちょっと違和感。
♪この人の演奏を聞いて良いと思ったのは、8番と10番。
特に8番は今までまったく見向きもしなかったのですが、アウストボの演奏を聴いて
初めて良いと思いました。
なんか8番がドビュッシー辺りの印象派の曲みたいに光と大気・空気を音であらわそうとした・・・・
そんな印象を受け、突然美しい曲に聞こえてきました。
♪そして私の中で相変わらず6番と同じくらい好きな10番、
こちらも、フォルテな部分はちょっとパワー不足という気もしますが(録音のせい?)
全体的にアウストボの出す色彩のある美しい音の響きと曲想がマッチしています。